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撮影スタジオにおける商品の郵送費と預かり期間は?返送のタイミングについても解説


商品撮影やモデル撮影、料理撮影を行う際には、商品の発送が必要です。
初めて発注する際には「どのように送ればいいのか?」「返送方法や支払い方法は?」といったさまざまな疑問点が出てくることでしょう。
今回は、外部の撮影サービス会社に商品を送る際の郵送費について、基本的な情報を解説していきたいと思います。

商品の郵送費は元払いまたは着払い?どちらが負担する?

ECサイトをはじめとしたオンラインサイト、カタログなどのブツ撮りなどを撮影スタジオで行う場合、商品の郵送費はクライアント様負担(発送時・返送時ともに)となることが一般的です。

発送時:元払い(商品撮影を依頼する側=クライアント負担)
返送時:着払い(商品撮影を依頼する側=クライアント負担)

中には、返送時に元払い対応(撮影スタジオ負担)が可能な場合もあるのですが、初めての依頼する場合などは送料のトラブルにつながりやすい(支払い方式や金額面、運送会社をどこにするかなど)こともあり、あまりおすすめではありません。
もし、クロネコヤマトさんや佐川急便さんといった配送会社との契約がある場合は、自社の伝票を同梱して送ることで、よりスムーズな返送を行うことができるでしょう。

商品の発送方法

まずは、撮影をご依頼いただく際の「商品の発送」に関する説明です。

配送会社の選択も重要

多くの企業様は、佐川急便様、西濃運輸様といった運送会社を利用されていることが多いでしょう。
あくまで弊社の見解ですが、遅延や誤配などのトラブルが少なく、再配達に関して柔軟な対応が可能な企業は、ヤマト運輸様です。(2021年時点)
そのため、弊社ではクロネコヤマトでの発送・返送を推奨しております。
もちろん、他の配達会社様でも対応可能ですが、遅配の可能性や、再配達を依頼する場合、翌日以降になってしまう(さらに時間指定が不可)といった問題が発生する可能性があります。
その点をあらかじめ、チェックしていただく必要があるかと思います。

商品の返送タイミングは?

それでは撮影後、商品を返送するのはどのようなタイミングになるのでしょうか。これに関しては撮影スタジオによって若干異なるかと思いますので、ここから先は弊社スタジオの対応について、解説させていただきます。

商品の返送時期

基本的に「撮影データを納品後、クライアント様の確認を終えたあと」に返送を行わせていただいています。
年間で、数百本以上撮影のやりとりを行わせていただいていますが、万が一の撮り漏れなどを避けるために、データをご確認後、返送させていただく方法が一番円滑かと思います。

行き違いを避けるには?

とはいえ、時々ですが「画像確認の連絡を待たず、撮影後はすぐに商品を返送してほしい」というご要望もあります。
もちろん、クライアント様の業種によっては「新シーズンの商品なのですぐに販売したい」「展示会で必要だから」などさまざまな理由があるため、致し方ないことだと思います。
ただ、未チェック状態の納品に加え、「初めて撮影を依頼する」「なるべく急いで納品してほしい」といった状況が重なると、そのぶんトラブルの可能性も高まりますので、なるべく余裕を持った進行が望ましい…という点が非常に悩ましいところです。

アパレル企業様をはじめ、オンラインビジネスに関しては特にスピード感が求められる時代です。
ミスなく、なるべく品質の高い撮影を行うために、常にベストな方法を模索しています。

商品の返送日時

弊社の場合、特に先方からのご指定がない場合、「発送日の翌日AM着」で返送を行なっています。
撮影スタジオの中には、返送日や返送時間の指定を行わないところもあるようなので、依頼時には返送のタイミングを確認しておくことをおすすめします。
また、土日祝が休みの場合などは、事前にお伝えいただくとより確実です。
受注側としては、お預かりしている商品は大切なものですので、なるべく早く返送をさせていただきたいと考えています。

商品は何点ぐらい郵送できる?

弊社の場合、都心所在でありながら、ある程度の広さを有しておりますので、100〜200商品を超える場合でもお預かりが可能です。
ただ、未撮影の商品を長期間お預かりすることはなるべく避けたいため、数百商品〜1000商品を超える撮影の場合や、月に一度レギュラーで担当させていただいている案件などでは、何度かにわけてご郵送をいただいている場合もあります。

商品はいつまで預かってもらえる?

基本的に、お預かりする商品は「撮影後、すみやかに返送させていただく」ことがベストです。
ただ中には、諸事情から長めの期間、商品をお預かりするケースもあります。長期間の場合も、1ヶ月ほどが目安と考えていただいた方がよろしいかと思いますので、クライアント様側の理由ですぐに商品をお戻しできない際には発注後、あらかじめ相談をしていただいていた方がいいでしょう。

まとめ

今回は、商品の発送・返送に関する内容についての記事をまとめました。
特に初めての撮影依頼だと「どうやって商品を送るのか?」といったことにご不安をお持ちの方も多いはずです。
本記事をお読みいただき、少しでもお役に立てればと思います。

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