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1万点以上も対応可能!倉庫などの出張撮影で大量の商品を撮るには?撮影スタジオの選び方と発注・進め方

コロナ禍以降、ECサイト立ち上げ案件のご相談がWEB制作会社樣、システム開発会社樣、広告代理店樣から増えています。中には、撮影商品点数が多いために商品のお持ち込みが難しく、「なるべく1点あたりのコストを安価に抑えたい」というご要望は当然でしょう。
弊社スタジオであれば、他社に比べて圧倒的に安価な費用で撮影から色調整、納品までワンストップで対応可能です。今回はお問い合わせの多い、出張撮影&大量撮影の事例について、費用感も含めてご説明いたします。

倉庫内で1万5千点の商品を撮りたい!事例を解説

直近事例では、神奈川県・川崎市のお客様からのお問い合わせがありました。

WEB制作会社樣で、大規模なオンラインECサイトの立ち上げに伴い、合計15,000点の商品撮影が必要になった、という内容です。
専門の業者様向けの商品を扱うサイトのため、倉庫から商品を持ち出すことができず、川崎郊外にある倉庫で撮影をしたいというご希望でした。
弊社サイト上でご案内している一番安価なプランは1点1000円からという金額ですが、単純計算ですと1500万円になってしまうため、先方のご予算を大きくオーバーしてしまう状況でした。

「できるだけ、〇〇〇万円以内に抑えたい」というご要望にお応えして、まずは現地倉庫内にてテスト撮影を実施。
1日に撮影できる目安の点数と、コスト感を確認させていただき、プロジェクトをスタートいたしました。
弊社の場合、他社の格安スタジオと違い、撮影者全員がプロフォトグラファーとしての技術を持っています。

まずはテスト撮影をスタート

現地調査後に、倉庫内に据え置きの撮影スペースを設置。
事前にライティング機材やカメラの設定を決めることで、日替わりでスタッフが撮影できるような仕組みをご提案。
長期間にわたる大量撮影のため、初回のロケハン(現地調査)およびテスト撮影は「無料」で対応しています。
テスト撮影時にカラーチャート等で色調整を行うことで、撮影者が交代しても一定クオリティを保てるようにしました。
倉庫内で商品のみを入れ替えて撮っていく場合、1日の最大撮影点数は100~200点ほどです。
商品のサイズが大きい、規格がバラバラで統一されていない場合は、1日の撮影点数はどうしても少なくなります。
サイズが大きい商品は背景紙をセットする必要がありますが、小物を撮る場合には撮影台と呼ばれる高さ45~60程度の台を設置する必要があり、どのような順番で撮影をするのかを考え、効率的に進めていく必要があります。

大量撮影を行う際のポイントとは?

数千点、あるいは1万点といった大量撮影はどうしても納期が長くかかりがちです。
特に撮影後のファイルリネームや切り抜きといった後加工が必要な場合、ある程度の工数増を見積もる必要があります。
納品品質と金額納期はどうしても反比例してしまいますので、高い品質の画像を求めるとコストは上がってきますし、納期も長くなる可能性があります。
弊社としても、できるだけスピーディに安価かつ、高い品質の写真を納品するにはどうすればいいかは常に悩ましいところです。
ベストの方法を考えつつ、そのつど現実的な落とし所をご提案できるよう、クライアント様と一緒に努力できればと考えています。

あとがき

今回は、倉庫などで大量撮影を行う場合の出張撮影対応について、まとめさせていただきました。
「大量の撮影が必要」「安価な撮影業者が見つからない」というお悩みの方。ダメ元でかまいませんので、ぜひご相談いただければ幸いです。

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