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商品の色味をきれいに出すには?【ブツ撮りは色の基準が大切】


カタログ通販やネットショップで売上を伸ばすためには、商品の色味がとても大切なポイントになります。商品の魅力を引き出すだけでなく、実物よりも良く見えるような色味の出し方が重要になります。撮影時に色味を調整するだけでなく、撮影後に調整する方法もありますので、詳しくご紹介いていきます。

プロが行う色味の調整方法って?ソフトを使用することも

プロは商品の撮影をする時に、より良い色味を出すために色温度をカメラで直接調整します。
また、撮影時だけでなく撮影後にPhotoshopやLightroom、Capture Oneなどといったソフトで調整を行うこともあります。
数を多くこなす、簡易的なEC撮影では撮影時のデータをそのまま納品してするため、JPEG形式で撮影することが多いですが、RAWデータで撮影し、専用の現像ソフトで調整することにより、さらに細やかな色を再現することができます。
フィルム時代にはレンズの前にゼラチンフィルターを入れて撮影することで補正を行っていましたが、デジタルになってかなり便利になりました。もちろん、フィルム時代に行っていた補正に関するノウハウは写真の色味を決める上で必要とされる知識ですので、デジタル上のワークフローでもかなり重要なものとなっています。

色温度やカラーバランスが写真の印象を大きく変える


色温度やカラーバランスは商品のイメージを大きく変えます。カメラの機種によっては色温度を数値によって指定できることもあります。
例えば、晴天の日の正午は色温度でいえば5000ケルビン程度だと言われています。そして居酒屋やカフェなどの暖色系の明かり(白熱電球)は1800ケルビン程度です。つまり、暖色系は色温度が低く、寒色系は色温度が高くなるのです。
カメラ設定における色温度を指定する場合、ケルビンの数値が高ければ高いほどカラーバランスは暖色系になり、低いほど寒色系になります。色温度やカラーバランスが変わるだけでも、写真を自然な色にできるだけでなく、強調したい部分を上手く強調し、抑えたい部分は抑えられるようになります。

色温度やカラーバランスは撮影後にソフト使用で調整可能

色温度やカラーバランスは、PhotoshopやLightroomといったソフトを使用して撮影が終わってから調整できます。色味の編集として、カラーバランスの調整は最も多く用いられます。
光源などが原因で画像がひとつの色に偏ることがあります。このような「色被り」を起こしている時にも、その色に対応する調整を行うことで、色被りを解消できます。
色被りをカメラ側で調整するのは困難ですので、PhotoshopやLightroomなどのソフトを使用した調整が極めて効果的です。

弊社スタジオでは、サイトの売上アップに繋がるよう、カラーチャートで色味の基準を決め、細かく効果的な色調整を行って納品してしています。
予算内でクオリティを最大限まで高める努力をしていますので、是非ご相談ください。
商品の魅力を引き出し、ついつい購入したくなる写真に仕上げることを目標として、日夜スキルアップに励んでいます。

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