ECサイトやカタログ撮影における「モデル選び」【外国人、日本人、ミドル・シニア etc.】

2020年7月18日

ECショッピングサイトやカタログなど、さまざまなマーケティング・ツールにおいて、重要な武器となるのはモデル写真です。とはいえ、クオリティの高いモデル写真を撮影するにはさまざまなノウハウがあることも事実です。
今回は、「ECサイトやカタログ撮影におけるモデル選びのポイントはどのようなものがあるのか」について、チェックしていきましょう。

ECサイト、カタログ撮影で商品の良さを引き出す「モデル選び」とは？

EC、カタログ撮影におけるアパレルモデルというと、ビジュアルがとても重要なのではないかと思われるかもしれません。しかし必ずしも見た目がきれい、もしくはかわいい人を選べば良いというわけではありません。「きれい」「かわいい」といった印象は重要ではあるものの、主観的な要素のため、人によって価値観が異なってしまうからです。
商品を宣伝する役割を担うアパレルモデルは、ただ単にきれい、もしくはかわいければ良いのではなく、クライアントの服やアクセサリーを着用した時に、どれだけその商品が魅力的に輝くのかといった要素が重要になります。

ECサイトやカタログ撮影での「外国人モデル」のメリット

たとえば外国人モデルの場合だとエキゾチックでミステリアスな雰囲気を演出しやすく（あくまでも一般論として）、ハイブランドなどの高価格帯商品に起用されることが多いと言えます。
そのため、御社のブランド力を引き立てるような撮影には、外国人モデルが向いている場合も多いでしょう。

ECサイトやカタログ撮影での「日本人モデル」のメリット

逆に、生活必需品やヘルスケア商品、ウェディングドレス、それにカジュアルなアパレルウェアといった分野では、消費者自身がその商品を使っている生活シーンをイメージできる方が購買に結びつけやすいため、日本人モデルが好まれます。
あまりにも、普段の生活とかけ離れている場合は、消費者に敬遠されてしまう可能性があるからです。

ECサイトやカタログ撮影で求められる「清潔感」と「個性」

清潔感が重要とされる撮影は、料理関連や生活家電、保険業界など多岐に渡ります。広告は世の中が求める価値観を写す鏡であり、どのようなモデルが求められるかは、その時代そのものを表していると言えます。
清潔感にあふれたモデルさんは流行などに影響されず、常に多くの業界から需要があるため、年齢が上がっても活躍の場がある点は、非常に興味深いです。
逆にファッション性の高い商品は、メイクやヘアスタイルなど、感度の高い少し尖った雰囲気のモデルさんが求められます。